ムーンライト展のお知らせ

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8月6日より銀座・月光荘で開催されるムーンライト展に小品6点を出品させていただきます。

2009年からムーンライト展に出品させていただいておりますが、ムーンライト展の開催は今年が最後とのこと。

終わりであり、始まりの展覧会。

銀座にお出かけの際は、是非ご高覧くださいませ。

 

マーブリング

雁皮紙をアクリル絵の具でマーブル模様に染めてみる。

マーブル模様の紙に銅版画を刷ったらさぞかし素敵になるのでは、と思い付いたからだ。

 

インターネットでマーブル模様に染める方法を調べてえっちらおっちら。

バットに水を張って、アクリル絵の具を放つのだが。。。

アクリル絵の具が水面に沈んでいかないように、最初は水にPVA洗濯のりを入れる方法で試してみた。が、うまくいかなかった…  何かが間違っているようだが原因がわからない。焦る。水をひっくり返す。てんやわんやになる。

結局、水にフロート紙(画用紙をクレヨンで塗りつぶして、直径1.5cmくらいの円形に切ったもの)を浮かべる方法で上手くいった。ホッと胸をなでおろす。

 

新しい試みはいつもドキドキ。失敗したらどうしようと思ってしまう。

思えば幼い頃から尻込みしていたなぁ。「案ずるより産むが易し」といつも母に背中を押されていたっけ。

 

マーブリングは出来た。さて上手く刷れるだろうか…

ドキドキはまだまだ続く…

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ミニアチュールの世界

小さな銅版画をいろいろ作ってみる。

切手を刷り込んでみたり、ペタペタ色を塗ってみたり。

どこか遠くの夢の国に通じているような、幻想世界への入口のような。

不思議なミニアチュールの世界。

 

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好きな世界

上野の国立西洋美術館で「ミケランジェロと理想の身体」展を見る。

 

古代ギリシャ・ローマ、ルネサンスの彫刻・絵画があまた並んでいる。

見ているうちに、大学生の頃、フランスやイタリアに旅し、美術館を見て歩いた

記憶が呼び戻された。

 

身を捩り、物憂げな、夢見がちな視線を投げかける彫刻たち。

 

あぁ、私のインスピレーションの原点はここではなかったか。

こんな世界が好きなんだ。

 

再確認して、さぁ、行こうか。

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『ラオコーン』ヴィンチェンツォ・デ・ロッシ

 

広く見聞をして

このところずっと、ありがたいことに、周りの方、会う方々から色々と為になる情報・知識をいただいている。

実生活に密着したお得情報から、銅版画の技術、夢の叶える為のステップの踏み方、等々。。

みなさんが応援してくださっているから、自分のアンテナが丁度求めてる情報を拾っているから、なのかもしれないけれど。

以前の私だったら素通りしていたことが、どんどん自分の中に染み込んでいく。

 

さて、見聞は広めて、次は?

 

動かなくては。

 

このままでは終われないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ 少しずつ

昨年末、10年以上の金融機関OL生活に別れを告げ、銅版画家として生きていこうと決意して。はや半年以上。

 

周りの助けをお借りして、ちょこっとずつ前に進んではいるけれど、もっと前進したい、と思い、このブログを始めました。

 

あぁ、面倒だ。苦しいなぁ。焦るなぁ。

ネガティブな感情が波のように押し寄せてくるけれど、大きなクジラのように、もろとも飲みこんで。自分を鼓舞して。

 

この先、何が待っているのか。

どうなるかは自分次第。

光に満ちた世界を目指して。

 

まずは、少しずつ。少しずつ。。